<国後沖規則違反事件>通信切り操業は銃撃船含む15隻(毎日新聞)

 北海道羅臼町の羅臼漁協所属の漁船2隻による道海面漁業調整規則違反事件で、この2隻とともに出漁していた僚船17隻のうち、衛星通信漁船管理システム(VMS)の電源を意図的に切って操業していたのは13隻だったことが7日、関係者への取材で分かった。道は2隻を含む計15隻を同規則違反で行政処分する方針。8日の道議会水産林務委員会に報告する。

 漁船2隻が北方領土・国後島沖でロシア側から銃撃された問題を受け、道は2隻とともに北方領土周辺水域のスケトウダラ安全操業に出漁した羅臼漁協所属の僚船17隻を調査。このうち14隻のVMSが2時間以上作動していなかったことが分かっていた。その後の道の聞き取り調査で、13隻の船長がVMSを意図的に切ったことを認めた。もう1隻は故障だったという。13隻が操業が認められていない「規則ライン」を越えて操業していたかどうかは確認できていないという。

 この問題について、北海道訪問中の岡田克也外相は「ルールを守ることは最低限必要」と改めて強調。その上でロシア側の銃撃について「人命にかかわることなので、(ロシア側に)強く抗議をしている。(外交には)影響を受けることはないと思う」と話した。【堀井恵里子】

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